戦略コンサルタント ケーススタディ対策

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ケーススタディ対策

戦略コンサルは激務、ハードワーク?

戦略コンサルは激務、ハードワークなのか?

戦略コンサルは激務、ハードワークですか?という質問を就職または転職する人に聞かれることが多々あります。勤務時間について似た質問だと、何時まで働くのか?、睡眠時間はどのぐらいか?、土日勤務の頻度はどのぐらいか?などがあります。
どうも世間一般には“いつも死ぬほど働かないといけない”と思われているようです。

戦略コンサルが激務、ハードワークなのは1、2年目と昇格1年目とプロジェクト立上げ時が多い

新卒でも中途でも、入社して1、2年は相当大変なので激務にならざるを得ません。どうしてもコンサルタントとしての仕事の進め方や、バリューの出し方がわからないため、ダメ出しされて手戻りが多くなってしまうことが要因として挙げられます。

入社してすぐでも、プロフェッショナルとして期日までに与えられた仕事をこなすことが求められますので、もし仕事が終わらなければ、深夜や土日の時間を削ってでも、最終的に完成させることが求められます。(これに付き合う我々も結構大変ですが。笑)

質で価値を出せない分、ExcelやAccessを駆使した面倒なデータ分析や、現地調査など、量と気合で自分なりのバリューを示す必要があります。その結果として、労働時間が長時間に及ぶことが多くあります。

コンサルタントは本人が出したバリューで評価されるので、バリューを高めるには「時間あたりの付加価値」×「費やす時間」のどちらかで貢献するしかありません。

多くのやる気のある若手コンサルタントがその両方を最大限に高めようとする中で、生き残っていくためには、どうしても「費やす時間」も大きくならざるを得ません。

ただ、最初の1、2年目を乗り越えると、だいぶやり方も見えるようになり、仕事の『質』で勝負できるようになるので、時間的にはかなり楽になります。

順調にコンサルタントとして立ち上がると、昇格していくわけですが、昇格すると、大きくパラダイムシフトを経験するので、やはり一時的に大変になります。頭の使い方も上位職なりに違った頭の使い方が求められるわけです。

それ以外で、激務になるのはプロジェクト立上げ時と、プロジェクトテーマが抽象的で難しい場合に限られると個人的には思っています。


上記以外で、激務なのは働き方の問題である

上記以外で激務な状況が続いているとしたら、働き方に問題があると考えられます。例えば、

  • プロジェクスコープの設定が悪い
  • 本人の仕事の仕方・適性に問題がある
  • 好きでやっている(趣味)・凝り性

  • のどれか(または複数)が該当すると思います。激務だと不平をもらす人に限って、
    仕事の仕方・適性に問題がある場合が多い気がします。